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2023/12/24

2023年まとめ(アニメ)

 今年見たアニメから心境の変化やそのときの生活状況を思い出して1年を振り返る。(2023/12/24)老化について追記。(2023/12/25)

なんとなく今年もやってみようと思っていたところ、諸事情により、家で大人しくしていなければならなくなったので筆を執る。もとい、キーボードをカチャる。(2022年版

1月

前年末から続く作品がある関係で数が少ないと思われる。ちなみに『チェンソーマン』『水星の魔女』『ぼっち・ざ・ろっく!』あたり。ぼっち・ざ・ろっく!は最終話のライブシーンも素晴らしかった。第8話『ぼっち・ざ・ろっく』のライブシーンがベストだとは思うが、それに負けず劣らずよかった。

  • お兄ちゃんはおしまい!
    ある人が褒めていたので試しに見てみた。少し違った。具体的な部分は書かないが、そこまでリアルなところまでの描写をアニメに求めていない、と思ってしまって見るのをやめた。1話のみかと思ったら2話まで見ていたらしい。
  • のんのんびより
    何回目か数えることができない。
  • スロウスタート
    浪人生が複数出てくるおかしなアニメ。タイトルはそこに由来している。1話の最後にぶっ込んできたので驚いた、とある。(1年前となると覚えていないのでなにかの手段で思い出している。以下特に断らない限り同じ。アニメの感想にだけおかしな記憶力を見せる異常者ではない。)1話の最後にぶっ込んでくるきららアニメというと、がっこうぐらしを思い出す。あれは7話か8話あたりも衝撃だったが。
    主人公が「高校生になってもお母さんが選んだお洋服着てるのって変なのかな」と言い出して、ダメージを負った。
    いま目に入ったが、最終話のタイトルが『スロウのスタート』で笑ってしまった。ベタだがそれでいい。
  • きんいろモザイク
    1期2期とPretty Daysなるものを見た。Pretty Daysは2話分だけだったが、1期2期合わせた24話と同じぐらい面白かった。

2月

車を買った。土日に張り合いがないので、何かしたいという思いが強かった。それで車を選択するところは実は車好きだったというところで。

  • ゆるゆり
    「いいTシャツ着てんじゃないかよ ラブライブ!だろ?」
    「ラブライブです」
    見ようと思ったきっかけは人に言えるようなものではないが、2011年と一昔前の作品ということで舐めていたら面白かったアニメ。3期もあるので今思えば当然か。単に面白いだけでなく、後の同種のアニメに出てくるネタを先に出している点にも感心した。例えば、打ち上げ花火で盛り上げようと思ったら、パラシュートをつけた人形がひらひら落ちてくるシーンはのんのんびよりにも出てきた。アッカリーンの作ったクッキーを姉が大事そうに食うネタはわたてんのはなとみゃーねえに通じる。意識的にパクってるとかそういうことではなく、多くの作品のネタの先祖なのだなあと。起源かどうかまでは不明。
    タイトル通りゆるく見れたので自分に合っていた。
    ちなみに、冒頭の有名なやり取りの元ネタがゆるゆりだったことを最近まで知らなかった。
  • 安達としまむら
    安達としまむらが仲良くなるアニメ。なぜ見ようと思ったのかは忘れた。思春期というか、学校生活の人付き合いの難しさはリアルに感じた。完全な一人は嫌だが、3人以上になって馴染めず浮いているのは居心地が悪い。大学生ぐらいになると一人でも堂々と楽しめるようになるからもう少し頑張れ。
    二人の関係は最初と比べて劇的に変わっているわけではないが、出会ってからお互いの気持ちが影響しあい、共に少しだけ変わっていく様が丁寧に描かれているアニメだった。

 本筋から外れる。アニメの第1話にはしばしばパンツや着替えシーンが出てくる。「またか」と思うだけなのだが、制作者側にはどういう意図があるのか。1話にサービスシーンを入れることで視聴者の引き止めにかかっているのだとすればそれなりに納得できる。

 問題は、女子同士で胸を触り合うシーンだ。個人的には別に嬉しくないので必要性を感じない。にも関わらず目にすることが少なくないので何らかの意図があるのだろうが、理解できないので気になった。実際に女子同士ではよくあること、ということならリアルさを出すための描写ということになるだろうが、女子同士のリアルを知らない私のような層には効き目がない。それともこれもサービスシーンなのか、そうだとして、制作者側が思う視聴者へのサービスなのか、作者自身の欲なのか、私がズレていて世間ではこれが求められているのか、またこのうちどれかではなく複数が真実なのかは分からない。単なる「お約束」でこれ自体には意味がないものとも考えられるが、そうすると一種の類型のようなものが成り立ちそうなので、そういう文化論に興味がある人にとっては研究対象になるのかもしれない。

3月

ゆるゆり、かぐや様は告らせたい、SPY×FAMILYなどを継続して見つつ、新規開拓を試みた。しかし、琴線に触れるものはなかったようだ。

生活面では特に変化はなかった。

  • マリア様がみてる
    マリみてと略称するらしい。やたらとサジェストされるので試しに見てみた。確か安達としまむらの関連作品としてだった気がする。なるほど、これも女子同士の恋愛?の話だった。2004年の作品らしいので、どうしても絵柄や台詞回し?テンポ?に古さを感じてしまった。1話だけ見た気がする。
    ただ、誰がヒロインを妹にできるかという勝負のような要素という点では、最近のラブコメにも出てくるところだと思うので、後の作品に影響を与えたアニメなのだろうと感じた。
  • Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-
    あまり印象に残っていない。1話か2話まで見た気がする。何かニッチなテーマに絞って、特に世間的には男に人気がある趣味を女の子にさせるとなんでも人気アニメになるわけではないらしい。
    ちなみにDIYといえば、私は今年スマホのバッテリーを自分で交換したり、マウスを分解してチャタリングを直したりした。マウスの修理については記事にした。自作PCにしろ、自分で手を動かして何かを作るのは嫌いではないらしい。
  • ヴィンランド・サガ
    例の鑑賞会対象作品。が、数話で打ち切りとなった。今思えば、その前がかぐや様やチェンソーマンだったのがよくなかったのかもしれない。相方からはテンポが悪いとの評価があった。毎話ガチガチ濃密に要素を詰め込むのが今売れるには必要らしい。「1話の中に起承転結のような起伏がないと面白くない」というような旨のツイート(現ポスト)をどこかで見たような気もする。
    私は中二病なので、最強の親父が暴れまわるシーンをもっと出してほしかった。

4月

自分が面白いと思ったアニメから傾向・法則性を導き出し(帰納)、その範疇から目に止まったものを選び出す(演繹)という手法で新規開拓を試みた。この他、ごちうさ、わたてん、まちカドまぞくを見返したり、「三者三葉」なるアニメを見ようとしたりした形跡があった(配信されておらず断念したものと思われる)。

推しの子のところに少し書いたが、仕事があまり面白くなかった時期で、新規開拓に積極的だった。

  • ヤマノススメ Next Summit
    鑑賞会の対象作品。相方の冗談半分の提案から見ることになった。しかし、第1話から事件が起こった。
    実は、ヤマノススメのアニメはこの「Next Summit(以下NS)」以前に1期~3期までがすでに存在している。ではなぜNSから見始めたかというと、NSから見始めても大丈夫なようにしてあるのだろうか、序盤の数話は総集編のような形になっているからだ。よって当然第1話はそれまでのダイジェストになっており、かなりのテンポでストーリーが展開されるという「特殊な構成」になっている。
    翻って、1期はなんと1話5分というこれまたすごいテンポで、配信サイトでは数話をひとまとめにして15分ぐらいにしていた。
    ここで起こった事件とは、私は1期を、相方はNSを見始めたことだ。鑑賞会は、二人で示し合わせた作品を各々が各々の配信サイトで見つけ、カウントダウンを行い、同時に再生ボタンを押すという原始的な方法を取っている。ここで、見るなら当然1期からだと思っていた私と、Netflixで出てきた「最初っぽい」NSを選択した相方で認識の齟齬が発生した。普通すぐ気づくだろと思われるだろうが、前述の「特殊な構成」によって、少しの時差はあるものの、大体同じシーンを同じ時に見ているという状況になった。テンポについていくのがやっとという問題もあり、「確定的といえるほどではないが違和感がある」という状態が二人の間に発生し、内容を楽しむ余裕もないまま1話を結構見たところでやっと気づいて中止されるという、異例の視聴失敗となった。さらに、ダイジェスト版という形では面白さが全くなく(富士登山という一大イベントが数分で終わるなど)、数話で打ち切りとなった。
  • ゆゆ式
    アニメ帰納演繹の手法によって選ばれた作品。絵柄は少し古めだが、意外と受け入れられた。しかし、「箸が転んでもおかしい」というのだろうか、笑いの感覚が微妙に合わず、数話見ただけとなった。
  • 幸腹グラフィティ
    これもアニメ帰納演繹による選定。ご飯アニメ。食事シーンだけやたらと色っぽくなる妙な演出だが、だんだん慣れた。その演出に対して作品中盤ぐらいでメタ的にツッコミが入ったのも受け入れやすいポイントだった。
    「何を食べるかより誰と食べるかが大事」というテーマが第1話で示されるが、それが8話ぐらいで改めて重要な要素となるところが盛り上がる。ご飯アニメは冷めた心が温まるので好き。
    それにしても、「サツマイモのレモン煮」なる料理があることに驚いた。ネタだと思ったら実在するらしい。寡聞にして知らなかった。
  • 侵略!イカ娘
    名前は知っていたが、何かのきっかけで見始めた。まあまあ面白かったが、メインキャラの女が暴力的すぎて驚いた。10年ほどでここまで感覚が変わるものかと思った。明確な理由は忘れたが数話でやめた。
  • 【推しの子】
    鑑賞会対象作品。第1話が90分?だったかあるということで、ウイスキーと炭酸水と魔法瓶に入れた氷を準備して視聴に臨んだのが印象に残っている。(作品を印象に残せ)視聴直後はこんな事を言っていた。全部見た後でもそこまで感想は変わらない。今年の鑑賞会対象作品の中ではトップかもしれない。
    しかし、仕事に嫌気が差していた時期で深酒をしていたので、特定のシーンが印象に残っているわけでもない。面白かったことは確か。
    OPがYOASOBIだったり、作画もメチャクチャリソースかけられてたり、お金をかけただけ面白くなっているアニメでもあった。ちなみに作画担当はあの『私に天使が舞い降りた!』と同じらしい。わたてん続編もお願いします。

今日何飲んだ?好きな酒は?外飲み行くならどこに行くの?
角ハイ飲んだ。それは角ハイ。どこで飲もうが角ハイ角ハイ。

5月

相変わらずごちうさなどを見ていて新規作品が少なめ、と思ったら一つしかなかった。幸腹グラフィティが5月まで伸びてきているせいもある。

  • 僕とロボコ
    一つがこれかよ。推しの子が週一更新なので、その合間に見ていた鑑賞会対象作品。推しの子や水星の魔女が重厚なこともあり、箸休めとして最適だった。これはこれで情報量がすごいのだが。

6月

この辺も代わり映えしない生活だった。大人になったら大体そうか。

  • このはな綺譚
    サジェストから見始めた気がする。作画の美しさと、この世と少し違う不思議な雰囲気が特徴的。部分部分で面白い点を指摘することもできるが、些末に過ぎることもあるので避ける。ジブリほどではないライトな不思議さを味わいたいならよいアニメ。いわゆるケモミミが好きならなおのこと楽しめる。
  • 山田くんとLv999の恋をする
    鑑賞会対象の作品。推しの子終了との前後関係は忘れた。まあまあ面白かったが、ヴィンランド・サガの打ち切りの雰囲気につられていつの間にか見なくなっていた。考えてみると、結局女性向けラブコメだと求めているものと少しだけズレが生じるのかもしれない。

7月

大きな転機が訪れる。10月からの異動・転勤を知らされた。昨年の10月に「今後数年のキャリアが定まった」という感想を持ったが、その予想は簡単に覆された。

おそらくこの頃から、実際の季節に合わせてのんのんびよりを見るということを始めた記憶がある。

  • てーきゅう
    あり得ないテンポで進むギャグアニメ。さすがに絵柄が古い。特に1期のOPは10年前としても古いと思った。絵柄の新しさを求めるアニメではないと感じたので抵抗は少なかった。すぐ変な顔するし。しょうもない下品なネタで大笑いした記憶がある。小学生なので。インパクトの強いアニメだったのは間違いない。ちなみに、高宮なすのです!~てーきゅうスピンオフ~も見たらしい。
  • ヤマノススメ
    まさかの復活。4月のNS事件で完全に消えたと思われたが、ある理由により改めて最初から見直すことにした(単独)。そうしてみると、NSですごいテンポで飛ばされた部分は、しっかりと面白かった。カットされた余白にこそ良さがあると思うんですがね。
    色々と言いたいことはあるが、2期の新12合目は素晴らしかった。やはり1期が終わってテーマソングが切り替わった後に、重要なシーンで最初のOPを流すのは勝利確定演出なんですよね。あおひなはいいぞ。
    ここなだけ母子家庭であまり裕福じゃない家庭っていう設定が妙に生々しい。だからこそのいいエピソードもあったにはあったが。
    これも細部を言い出すとキリがないが、続編を作って欲しいアニメの一つ。
    冬はゆるキャン△、夏はヤマノススメ。四季を楽しむならのんのんびより。ごちうさ見たくなってきたな。

8月

早くもマンネリを感じていた仕事から9月一杯で離れることが決まり、一転して少しでも多くのことを学ぼうと焦りだしたのを思い出す。そして、何の因果か、同じタイミングで退職者が出て10月からこの部署は大丈夫か?と不安になった。

  • 未確認で進行形
    いわゆるラブコメ。面白かったがそこまで内容に特筆すべきものはなかった。ちっちゃい子を愛でる姉キャラは当時は新しかったのか?
    ただ、OPはかなりよかった。イントロの何十秒かだけを見るために12話見てもいいぐらいに力が入っていた。よく知らないが、あの出来だと当時も話題になったのではないか。OPまで含めて内容とするなら特筆すべきアニメ。
  • となりの吸血鬼さん
    女の子同士が楽しんでるタイプのアニメ。(そればっかりやんけ)最初の印象は、きんモザで主人公が金髪少女をかわいがるのがお人形さんに変わっただけではないか、というものだったが、しっかりと吸血鬼に特有の要素を入れてくることで独自の面白さになっていたと思う。特に、異種族同士でも仲良しというのが、壁を乗り越えた友情というような感覚がある。
  • ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン
    鑑賞会対象作品。話数から言っても今年のメインの一つ。しっかりと面白いが、理解できないときも多い。あの独特の世界観が成立することにいつも驚かされる。あそこまでの説明口調が違和感なく受け入れられるのはすごいことだと思う。(いつも同じことを言っているかもしれない。)

9月

引っ越しの準備に時間を取られ、あまり見れていない。人生最初の担当業務・上司とは丸1年でお別れすることになった。

  • 普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
    「ろこどる」のアクセントは平板ではなく、「アイドル」と同じ頭高というのがイメージと違った、というのは余談。ライブシーンが結構アツい。悪天候の日にステージで覚醒して輝くシーンは後のぼっち・ざ・ろっく!にも通じる。ライブシーンがあるアニメが好きなのかもしれないので、今度ラブライブとかも見てみようと思う。
    ななこは、あくまで地元と周りの人のために頑張る、という原点を大事にしているところに好感が持てる魅力的なキャラだった。
  • 少女終末旅行
    友人に以前勧められた。が、今見始めたのは別の理由。最初は結構ディストピアだなあと思っていたが、進めると、そんな世界観の中でもそれなりに楽しくやっているというのがこのアニメでは大事なんだと気づいた。間に引っ越しが挟まれたことで、途中で止まってしまっている。今年中に見れるだろうか。

10月

新天地編。月初は新居にネット回線がないというまさかの事態に見舞われたり、気を張って酒を飲まずにいたらアニメを見る気にならなくなったりと、結果として新規開拓が減った。

  • のんのんびより
    東京の映画館で「一気見イベント」のようなものがあり、それに合わせて家で一気見しようとしたが飲み疲れて途中で寝たのを思い出した。
  • 甘々と稲妻
    ご飯アニメ。実質SPY×FAMILY。1話のつむぎちゃんがテレビに張り付いて料理を食べたそうにしているシーンは胸が痛んだ。そういう痛みをあったかいご飯で癒やしていくアニメ。そのアニメを部屋で一人晩酌しながら見ているという事実から目を逸らすために飲酒してアニメを見ているという矛盾。
    幸腹グラフィティが友達同士、こちらは家族に主眼が置かれているような印象。違うアニメだが同じく温かい気持ちになる優しいアニメだった。

11月

繁忙期のある業務だと分かった。世間的には別に珍しくもないのだろうが、10時前まで残業するのはあまり好きではない。

以下の他、僕の心のヤバいやつ、のんびり農家を鑑賞会対象にしようとしたが、配信されておらず諦めた。

  • スキップとローファー
    鑑賞会対象作品。友人が勧めてくれたこともあり、期待して視聴。期待通り面白かった。みつみの人格あって初めてあの人間関係の良好さが保たれている。女子特有のギスギスが出たら嫌だなあと思うところで、見事にみつみが面白くしてしまうところが興味深いアニメだった。
    山田くん~もそうだったが、過去に一種の闇を抱えた男を少し変な女子が色々あって癒やして?惹かれ合うみたいなのは王道なのだろうか。と考えていたところ、それは男性向けのラブコメでも同じだということに今更気づく。当事者になっていると意外と気づかないもので、少し引いたところから客観視することで初めて当事者として楽しんでいるコンテンツを相対化することができるということを学んだ。
  • ダークギャザリング
    鑑賞会対象作品。1話見てちょっと違うとなった。何が違うのかは明確に言語化できない。
  • 豚のレバーは加熱しろ
    鑑賞会対象作品。1話の冒頭時点でもうダメだった。アニメをBGMに二人で雑談して終わり、この作品自体なかったことになった。
  • 薬屋のひとりごと
    鑑賞会対象作品。スキップとローファーの後釜として、2作品の試行を経てたどり着いた。猫猫が薬の知識で謎解きをするのがメインだと思われる。個人的には、男性でありながら男性としての機能を持たないキャラがヒーローのポジションにいるという点で今風な設定だなあと思った点で、なかなか面白いと思った。にしてもいきなり宦官とか言われて中国史に触れたことのない人はついていけるのかと思った。世界史でやるんだっけ。
    けっこう面白いので続きに期待。
  • ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン
    後半。ちゃんと面白い。

12月

繁忙期を乗り越えて気が抜けた。そして今に至る。

ぼっち・ざ・ろっく!を見たくなる発作が出たので、丸々見返した記憶が明瞭に残っているのと、なぜかゆるゆりをまた見ていたのも覚えている。まちカドまぞく2期を見直していたのも思い出した。

  • 葬送のフリーレン
    ちょっとした話題になっていて、マンガ好きの友人が褒めていたので見てみた。2話までの時点だと、フリーレンが旅をしながらヒンメルとの思い出を辿るみたいな話だと思った。これから新しい要素が出てくるのだろうか。エネルギーがあれば見る。

まとめ

新たに見始めた作品は、タイトル基準では27で、最後まで見たのは16ほどだった。昨年が24でそのほとんどを全部見ていたので、今年は新規に挑戦しようとしたがうまくいかなかった、昨年は評判が確かなものに限って新規に挑戦したなどの状況が考えられる。

ただ、大きな傾向として、以前見て面白かったアニメを繰り返し見直していることが分かる。わたてん、のんのんびより、ごちうさ、まちカドまぞく。特にそれが顕著になるのが10月以降で、これは生活に変化が生じた時期だ。逆に、日常に刺激を求めていた春頃は貪欲に新作を開拓しようとしていたことが分かる。要するに、言わずもがな、日常にないその時に欲しいものをアニメに求めているのだろう。

リアルにないものをアニメに求めているという点では、お兄ちゃんはおしまい!に馴染めなかったり、ヤマノススメのここなちゃんの家庭環境に異物感を覚えたりしていることとも整合性がある。アニメにその粒度でのリアリティを求めていないということだろう。

ランキングを付けるとすれば

1位 ヤマノススメ
2位 ゆるゆり
3位 【推しの子】

だろうか。いつも飲酒しているので、酔っていると記憶しきれないほどの情報量がある重厚なアニメはランキングで不利になるという点はご承知おき願いたい。それにしてもヤマノススメは改めて1から見て本当に良かったと思う。ゆるキャン△でいいとか思って見なかったら損をしていた。

以下は完全に余談。てーきゅうから少女終末旅行(ジョジョ除く)までは実はある基準に沿って選定しているが、気づく人はいないだろうだろうし、言うことでもないので言わない。

追記。10月以降新規開拓が減ったことについて、目を背けてはならない状況にあることも指摘すべきだろう。それは、新規開拓の腰が重くなっていることで、しかもそのことを自覚しているということだ。自覚があるにも関わらず抗おうとすることもできていない。エネルギーが足りないような気がしている。世間では、年をとると新しいものに順応できなくなってくる、新しい情報を得るのが億劫になってくるなどと言われている。端的に言えば私の状況は老化である。その意味で、目を背けてはならないと述べたのである。

このような状況を良い方向に向けてくれるのは、自分以外の人間という意味での他人である。他人は新しい視点を与えてくれる。自分だけではしない選択をさせてくれる。アニメでもしばしば描かれることだが、アニメの中のような大それたことでなければ、現実に十分ありえることだ。これもアニメから学べることの一つだろう。(関連記事)その意味で、鑑賞会では自分だけでは見ない作品に触れることができており、自分の価値観全体に対して好ましい影響を与えている。価値観全体というのは、アニメの好みという狭い意味ではないということだ。この学びをより一般化して、これからの人生にも好影響があるようにしたい。(2023/12/25)

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