G PROの有線のゲーミングマウス(型番:G-PPD-001r)にチャタリングの症状が出始めたので接点復活スプレーで修理しました。ドライバーは00番が必要です。
冒頭で情報はほぼ全てですが、補足情報をいくつか。
マウスの型番
今回の修理対象であるG-PPD-001rは既に廃盤になっているようで、後継機はG-PPD-001tのよう。ただ、変更点はスイッチの改良だけらしいので、以下に紹介する分解方法・チャタリング修理方法は同じはず。
スイッチを改良する必要があったということは、今回のチャタリングは設計不良による既知の不具合で、後継機では起きない(起こりにくい)可能性はある。
余談として、使用期間は5年3ヶ月ほど。使用頻度はほぼ毎日。寿命かとも思ったが直るらしいので試してみた次第。
ボルトの位置・数は3つ
画像の3箇所。マウスパッドと接するシール状の部材とシリアルナンバーなどが書かれたシールの下にある。シールは修理後一応貼り直したが、後で剥がれてくるかもしれない。
ちなみにこれを知らなかった筆者は画像右下のシール部材を剥がしたのにボルトがない事態になった(一敗)。
ドライバーは00番
一つの難所。百均で買った精密ドライバーがあるからいけると思ったら、0番までしか入ってなかった。素人はボルトを見ただけではどのドライバーを使えばいいのか分からないので、差してみて初めてサイズが合わず道具が足りないことに気づく。
買い直した。安物買いの銭失い(二敗)。
接点復活スプレー(コンタクトスプレー)
蛇足
実際の処置と結果
先駆者のサイト(後述)を参考に処置。
開けると上の画像のような状態になる。ホイールの左側の黒い小さい箱状の部品がマウスのスイッチ。いわゆる「オムロンスイッチ」で、白い部分を押すとカチカチ鳴る。
処置はその白い部分にスプレー液を少し垂らして、爪楊枝か何かで100回ぐらいカチカチやるだけ。数は目安。
ちなみに「フタ」側はこんな感じ。特筆すべきことはない。
結果、見事に直りました。
チャタリングが起きていたときのチェック結果を保存していなかったのでジャギジャギだが、84クリックで22回チャタリング発生でチャタリング率は26%だった。実用していた体感では8割意図しないダブルクリックになっていたので、とても気分が悪かった。
処置後は0%。意図しないダブルクリックはまだありません。思い通りに動作してくれる喜びは何にも代えがたい。ヒューマンマシンインターフェースの重要性を改めて思い知った。
参考にした情報
「マウス チャタリング 修理」なんかで検索すると出てくる上位結果を見ればそれでいいが、特に参考にしたのは以下。
最後に
全部書いてから見直すと、また途中からである調に変わっていたので序盤をですます調からである調に直す形で修正。ですます調で文章を書くのが性に合わない。
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