事前情報ほぼゼロで、話題っぽいしTwitter(現X)のオタクたちからの評判がいいし、ちょうど月末で暇だしというので、バスで1時間の映画館で見た
序盤はノリというかセリフ回しもイマイチ面白くない感じだったが、冷笑オタクのつもりはないがちょっと冷めるノリだった
ストーリーのキモとなるVR空間が出てきてからはVRというかVtuberの文化に疎くそういう感じか、みたいな感想で、続いてライブやったりゲームやったり何でもありというかバーチャル空間ならではの展開で取っ散らかりそうなところを、かぐや姫という一本の超有名ストーリーに乗せることで視聴者はついていけるというのがうまくできとる、実際は逆でかぐや姫があるからバトル展開ライブシーンとてんこ盛りにできるんだろうと推測した
ヤチヨカップのとこまでは正直自分がこの手のエンターテインメントというかネットカルチャーの本流からズレた年齢になったかなと思ったが、まあ冷静に、誰でも情報の発信者になれて、有名になれる可能性があるというのが夢があるというのか、Tiktokみたいなシーンもあったが、それらも含めてこれが今の最新のエンタメというか文化なのかと思わされた、そういや行きのバスでも前の席の女子高生が普通にヴィーチューバー見とったわな
あとはサイバーパンクはバーチャル空間の中にできるんだなと、マグロツェッペリンみたいな光る魚とかチョウチンアンコウ、月、月めいて上空に浮遊する黄金立方体もといミラーボール、ニンジャスレイヤーやん
最後はバーチャルとリアルが交錯というか重なって、これはほんまに2030年には来そうだと思った
ヤチヨの正体分からんかったのまだまだだな、Rememberが同じメロディってとこで、父親?いやそれはないというとこまでだった
ただ今も分かっていないのはヤチヨの本体は乗り物に残った魂だけってことか?あの毛の塊が犬DOGEなのは今思い出して、それを通して現実世界に干渉していたのが、バーチャルというかインターネットの登場でヤチヨ誕生ってことか
でそのかぐやの魂を人工の身体に反映させてかぐや復活と、いずれ味覚もフィードバックさせてパンケーキ、なるほど序盤のバーチャルパフェはその仕込みだったか、伏線というほどではないが丁寧だ
8000年の情報量をぶち込まれたいろはが悟りを得るシーンはその前の衝撃もあって、どういうことかまだ分かっていない
途中の偽EDはさすがに分かった、多分みんな
いろはは超人、兄も
帝が最初出てきたときはいけ好かん奴が出てきたなと思ったが、よくあるギスギスする相手が仲間になる構造は王道なんだろう
8000年いろはを思い続けたかぐやには確かに泣けた、涙がこぼれそうになった、こぼれんかったけど
左の席の女の子ずっと泣いとったか、もしくは、わしが汗臭くてハンカチで顔押さえとった
終わってすぐ席を立ってスマホを確認して上司と電話しなきゃいけなかったのは、責任を感じつつも悲しかった
あと舞台立川だった、立川バスのバス停だったし中央線だったし見覚えしかなく、あの河川敷はいかにもな日本、かぐやが出てくるのも電柱ってのがもう日本アニメ
ラスト引退ライブのかぐやのダンスの振り付けはカワイイだった、モーションキャプチャ的なリアルな動きはまさに今のバーチャル文化が反映されていたと思う
いろは、28でライブに出ても、いや高2とかならまだ27だが、バーチャルなので全然余裕でいける、と思ったけどいやバーチャルリアル同時ライブだったかも、それでも全然27でいけるのはいい時代である
最後富士の山の山頂に乗り物が埋まってたのはフフッとなった、なるほどねと。ちなみに富士山頂がすぐそれと分かったのはヤマノススメでやったところだ!というやつである
最後の締め方はまああんなもんか、ハッピーエンドかは分からんが、いやまあ結構よかったか、この物語はここで終わりだけど、みたいなのが寡聞にしてちょっと珍しく感じた
Netflixの資金力でこんなクオリティのアニメがバンバン出てくるようになったのは好ましいことだと思う、ちょっと前はサマータイムレンダが限定だったゆえに盛り上がらなかったことを考えるとNetflixのパワーに押し切られつつあるのを感じる。にしても映画館で見たのを同時に家で見返せる、実際はその逆の人が多いんだろうが、それが簡単なのが今までにないかもしれない
と、いいつつ……以上は見た直後の感想、以下はその日に飲みにいった後にあらためて振り返って気づいたこと
かぐやがいなくなってしまったところでいろはがキッチンの下の引き出しを開けていくところ、そうだよ、そうなんだよ、そこにいたんだよ、あのワンルームのシンクの下に、かぐやが、いたんだよ、オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオオイオイ
という感じの丁寧な、心情が行動に表されている、その丁寧さが好感
このように見た後にじわじわと面白みが増幅して感じられるのは、丁寧な作りだからなのだと思う。実は見る前に見てしまった、タイトルロゴのかとやが同じ形なのは、ってエモいわな
あと映画館で後ろの席だったオタクが言ってたのが、かぐやが天の羽衣を羽織ったときに目が青くなるのは原作準拠っつって、ジブリのかぐや姫ではそうだったらしいけど、いや原作はジブリってわけでもないだろ、まあオマージュぐらいではある
後ろの席のオタクでいえば、平日の昼間だったこともあり、年齢層が結構若くて、そういう意味でも自分がメインストリームから外れてしまったことを感じさせられた。いや、でも作中のボカロ楽曲を見ると世代としては外れていないはずなので、自分が老けすぎただけだと思われる
あれ、今思い返すと富士の山で掘り返した例の乗り物、あれは何だ?乗り物自体は8000年前から引き継がれて現在時間で水冷されてサーバに繋がれていたではないか?理解が足りていないかもしれない
涙がこぼれそうといえば、Rememberの例のフレーズが流れる度に、だったのは確かにそう
Twitter(現X)のオタクの感想を見て思い出した、月からのタイムリープ(正確にはリープではないかもしれないが分からん)的展開が浦島太郎的なことかな、いやこれかぐや姫だったな、という思いがあったが、オタクによれば竜宮城をモチーフにした情景だったらしい
以下余談、いや全部与太話ではあるが、syamuさんありがとう、syamuさんのおかげでハッピーシンセサイザを知れたわ、ボカロには正直疎いが、それでも知っている曲が流れてボカロの波及力は知らず知らず疎い者にも染みていたというのが実感された
今更ながら公式HPを見るとキャストのコメントがあり、松岡禎丞氏のには気合いというか思い入れを感じたし、わしと結構同じ感想を持っている方だなと、おこがましいが
Youtubeで例の今日から追加されたMVを見たら、あの富士山頂のシーンはそっちに含まれていて本編ではなかったという、そうなのか、という感想
そのMV、3人ということもありダンスの魅力を見るとPerfumeみを感じてしまう、いいことだが、寂しい、いや振り付け的には最近の坂道系とか韓国発アイドルの要素が強いのか、詳しくないので分からない
というわけで、映画館で見て飲みに行った帰りにしみじみ良さがじんわり感じられる、それは多分、丁寧に作り込まれたのが響いてきているんだと思う
今のAI時代、一般論みたいなのは溢れ出す(パワプロ12決定版)、そういう環境でこそ重宝されるのは個人の感想だと思う、属人的で個人的で主観的な感想がAIに学習されていけばもっと豊かなアウトプットを期待できると思う、どんどん学習してくれと思っているAI推進派である
めっちゃ大事なことを忘れていた。ツクヨミでのかぐやの目の中にしばしば千鳥ノブとかMURみたいなのが見えて最悪だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿