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2020/06/21

「打順固定」は必要か?

プロ野球開幕!!!


本題はここからです(ページ内リンク)


いよいよプロ野球が開幕しました。私たちプロ野球ファンにとっては何より嬉しいことです。


我らがカープは開幕3連戦で3連勝を飾りました!!!

素晴らしいですね!!!

 

開幕戦はエース大瀬良の快投!打線は終盤に力を見せつけ、チームはいいスタートを切りました!

 

2戦目は左腕床田が粘り、試合を作りました。この試合も後半に打線がつながりを見せましたね!鈴木誠也の手打ちHRには驚きましたが、特に代打の長野選手のタイムリーヒットは素晴らしかった。

 

細かい話になりますが、ヒットを打った球のひとつ前の球、バッティングカウントから狙いにいってスイングしたんですが、相手投手のスライダーに対して振り遅れてしまっていたんです。これはダメか?と思っていたら、次の球、相手投手が投球モーションに入る直前、つまり一球前よりかなり早いタイミングで足を上げてタイミングをとっていました。これが功を奏し、ストレートを捉えセンター前ヒット、見事いい結果につながりました。この辺の対応はさすがベテランだと思いました。

 

3戦目はルーキー森下の素晴らしいピッチングを見れました。序盤はストレートが高めや真ん中に集まって打たれるシーンもありましたが、要所で外角内角に投げきってストレートの球威が最大限にいかされていました。

 

そしてなんと言っても、新クローザー、新外国人のスコットのピッチングは素晴らしい!!!先頭のソトに対して外角低めに決まるスライダーのキレがよかった。これでは2年連続HR王も為す術もない。DeNA打線を三者凡退!!!1点を守りきって素晴らしい勝利でした。

 

開幕3連勝を飾った我らがカープですが、スタメンをみると打順はこの3戦でかわっていませんでした。本題はこれに関することです。


「打順を固定したチームは強い」?ホンマか?


よく解説者の方が「打順を固定できれば強い」「打順を固定したい」というようなことをおっしゃいますね。これは本当でしょうか。これを調べようとすると、打順を固定していたチームとしていないチームを探し出して勝率を比べたり、同じチーム内で打順固定していた時期としていない時期の勝率を比べたりする必要がありますが、そんなに暇ではないのでやりませんし、能力的にもできません。以下は素人の推測です。

 

結論から言えば、私の考えは、打順を固定したから強くなったのではなく、強いチームは結果的に打順が固定されるだけなのではないか、というものです。

 

極端な例を挙げれば、鈴木誠也、山田哲人、山川穂高、柳田悠岐などなど、一流選手を起用することができれば、別に控え級の選手をわざわざ起用してみようとしなくてよいのです。逆に、野間峻祥、小園海斗などの、一流とはいかない選手や期待の若手選手のようなレベルの選手しか起用できない場合は、そのときの調子、相手投手との相性や左右の関係などを考えて色々“やりくり“しないといけなくなります。

 

もっと現実に近い状況で考えてみると、現在のカープでは4番ライト鈴木誠也が圧倒的な実力で固定されています。これは首脳陣が「固定したい」と思ってなっているのではなく、実力を考えればおのずとこの位置に来るだけのことです。センター丸も調子の良し悪しで控え選手と入れ替えられるレベルの選手ではありません。おのずとレギュラーになっているのです。

 

翻って、固定されていないポジションもあります。現在で言えば、センター西川は、守備の強化を考えればセンター野間、レフト西川になってもおかしくはないのです。(私は支持しませんが。)メヒアの調子が悪くなってくれば、安部、小園、レフトから回してピレラとの入れ替えは十分に考えられます。過去の松山、安部選手のように左投手に弱い左打者は、右打者との併用にならざるを得ないでしょう。

 

このように、打順を固定できるか否かは、選手一人一人の実力によるとしかいいようがありません。実力のある選手がたくさんいれば打順を固定することができ、いなければ固定できないというだけのことです。実力がないのに打順を固定したら悲惨な結果が待っています。(どこかの球団の4番とか外国人野手とはいいませんが)


あくまでそのときに最適な打順を組んだ「結果として」固定されるかされないか、という話であって、打順固定ありきで組んだらチームが強くなるわけではない。これが私の考えです。

 

以上は素人の意見です。実際に指揮する首脳陣からみると違う景色が見えるのかもしれません。あるいは、実際にプレイする選手にとっては打順固定が大きな意味を持っている可能性もあります。例えば、打順がコロコロかわると集中できないとか、選手にとってやりすい打順があるとかでしょうか。

 

そういう意味では、選手としっかりコミュニケーションをとることが、首脳陣にとって大きな役割といえるでしょう。選手を殴ったり、掌底食らわしたりしてたらいかんわけです。あるいは捕手のリードに対する過剰な非難、さらに干したり、それが原因で逃げられたりするどことは言わんパ・リーグの某関西球団のようなことをやっていたらいつまでたっても弱いまま。

 

佐々岡新監督には選手たちと信頼関係をしっかりつくりあげて、日本一に向けて強いチームをつくってほしいですね。

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