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2022/09/29

映画ゆるキャン見ました

 今さら鑑賞したので、忘れないうちに感じたことを言語化してメモ。本当に楽しめた。いい時間を過ごしました。(2022/09/28)
映画の項と写真と、大人の項の加筆を追加しました。(2022/09/29)
2回目見に行ったので加筆しました。思ったことを言語化しないと、すぐ忘れちゃうんですよね。(2022/10/26)

富士山


芳 文 社

(この松竹の富士山も、ゆるキャンだと意味のあるものに思われてしまうな~って、ホンマにそうなるんかい)

最近私自身が車を買いたくて色々見ていることもあり、仕事柄というのはこっそりと、大人になったなでしこたちの車がまず気になった。登場した順番を思い出してみると、確か(4人の呼び名が安定しないのはスルーで)

なでしこのスズキ・ジムニー
犬子のホンダ・N-ONE(F/Mチェンジ後に見えた)
ちあきの日産・マーチ
斉藤のFIAT・500(チンクエチェント)

1期2期から引き続いて

先生のスズキ・ハスラー
志摩家のスバル・フォレスター?レガシィアウトバック?XV?(スバル車はスタイリングが似ていて分からない)(1期はスバル車っぽくない別の白のハッチバックでした。10/26追記)←時期ほとんど進んでないのに2期はスバル・フォレスターでした。(リンが中学時代の回想も車は同じでした11/06追記)

あとはなでしこ姉の左ハンドル車・名前は知らない、ステップワゴンとミラが2回ずつ別に出てきたことに気づいてしまった、ぐらいか。

言いたいのは、4人の車選びに納得感があるということ。アウトドア派のなでしこ、かわいめの軽自動車に乗る若手女性小学校教員の犬子、かわいめだが走りも欲しいちあき(欲しがったかは知らない)、デザイン性の高いコンパクトなフランス車に乗る斉藤(横浜ナンバーが様になっていると思う)。←文字反転でネタバレ隠すって、いつの時代のインターネッツ?

走りも妥協しないちあきというのは私の勝手な想像でしかないが、キャラ的にはマーチのニスモに乗っていてもそこまで驚きはないと思うのだが、どうだろうか。

桜(なでしこ姉)の車が1期2期から続いて凝ったものになっているのが面白い。

バイクは全く分からないので、分かりません。(トートロジー)(と思ったが、前者は詳しくない意で、後者が何を書けばいいのか見当がつかないという意味なら文として意外と成立するのではないかという思いつき)

日常?

今作は単なる日常系アニメではないと思う。仮にストーリーに起伏がないことを日常系アニメの特徴とするならば、今作は5人にちょっとした試練が訪れる点でその範疇から外れていると見ることができ、1期2期とも異なるところだと思った。ストーリーだけでなく、ちょっとした描写を見ても、

しまりんが祖父の愛車を引き継いでいて、あれ、おじいちゃんは?
斉藤の愛犬ちくわに元気がない描写がなされて、あれ、ちくわ大丈夫?

そりゃあ1期2期から何年も経っているのにおじいちゃんがバリバリバイク乗り回してるのはちょっと変だし、犬がずっと若々しいのもおかしい。しかし、バイクは出てくるがおじいちゃんはなかなか出て来ない。さらに、ちくわに接する斉藤の顔にほんの少しの陰りを見たのは私だけだろうか。時の流れを意識させる=5人が大人になったことを印象付ける描写にはなっているが、見ている方としては少し不安になった。

5人が大人になったという事実は、最序盤でしまりんがメイクをして出勤するシーンを見るだけで、かなり強烈に突きつけられたのだが、あの描写には何か他に意味があったのだろうか。

しみじみ

おじいちゃんとちくわだけではなく、なんとなくさみしい、しみじみとさせる描写があった。簡単に言うと1期2期で描かれた場所や、ふしぶしのセリフをなぞるようなところがちらほらある。(セルフオマージュとは少し違うか。)

1期2期のファンなら懐かしいと感じるところだったが、5人が大人になっているからだろうか、「これで物語が終わってしまうのではないか?」という漠然としたさみしさ・不安を感じた。

このしみじみをも楽しむ作品だったのかもしれない。が、私はさみしいのは苦手なので、少しさみしかった。(トートロジー)(さみしいという言葉自体にネガティブな意味を見ているからこその文だと思う)

映画

ストーリーに起伏があったのは、映画だからではないかと思うのです。週に一回のアニメなら、毎回瀬戸内の波のようなごく小さな起伏をつけることで、1シーズン12話を通して見ると、まるでさざなみが寄せては返すような穏やかさを感じさせられる。これが映画となると、2時間ほどの間に少しでも山場を作らないといけなくなる。それが今回のストーリー展開の特徴として、見る人に感じさせた違いだったのではないかと思う。

大人

大人になったからこそできることがある、ということをストレートに伝えてくれました。私も楽しみたいと思います。車乗り回したいですね。

大人といえば、ちあきがどんどん大人になっていく。見た目だけで言えば間違いなく一番変わって(成長して)いるキャラだと思う。1期から2期になって前髪を伸ばして、どんどん大人の女性になっていくんだなあと感じていたら、映画で社会人になったちあきはもう純然たる大人の女性そのものになっていて、成長を感じざるを得なかった。

今思い出せば、斉藤と一緒に出てきた男性は、やはり斉藤の彼氏ないし配偶者なのだろうか。この点も彼女たちの成長とともに「しみじみ感情」を感じる描写だったことは間違いない。(←普通に父親では?10/26追記)

聖地

今回は思いつきでパッと予約して見に行ったのだが、なんとその土地がたまたまこの映画の聖地だったらしい。特定されて困ることはあまりないので写真でも載せよう。今度。

その今度が来たので載せました。



2回目

2回目見に行きました。オタクなので。ずっと2回目見に行きたいと思いつつ、時間が合わなかったのですが、今回見に行けるな~と思っていたところ……

3 期 発 表
本当にありがたいですね。

さて、2回目は1回目よりも内容により集中できました。前回は5人の成長に驚いて細かいことばかり気になってしまいました。車とかどうでもいいだろ。(どうでもよくはない。キャラクター性の描写の一つなので。)

前回からの見方の変化

ちょっと不安になった1回目。それは「これで5人の物語が終わってしまうのではないか」という不安もあったのではないかと思います。この点、3期があるという希望が、不安を限りなく薄くしてくれました。

そうやって冷静に見ると、斉藤の表情の曇りは、単に楽しかったキャンプ場づくりが上手くいかなくなってしまった状況と、それに対するやるせない心境の表れに過ぎなかったように思われました。

しみじみする1期2期の懐かしい場所・セリフ。これも安心した気持ちで見ると、純粋に楽しめるものでした。しまりんの「考えとく」とか、「ウナギの寝床」みたいな部室、本栖湖・イーストウッド・四尾連湖などの懐かしいキャンプ場、そしてしまりんの旅の相棒であるヤマハビーノの登場などなど。

お母さんの「非常食」、本栖湖のキャンプ場の管理人さんなどは2期を見直して最強になった

これで終わりではなく、5人の物語がこれからも続いていくという中で、あくまでその一部分を切り取った、というような見方をすることができました。面白かったです。

大人になったなでしこが暮らす東京・昭島。聖地だったみたいです。


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